「果脯」
(グオプ)とは果物の砂糖漬けのことで、いわば砂糖に漬けた甘酸っぱいドライフルーツといったところ。
おいしいことはもちろん保存もしやすく、冬は新鮮な果物が手に入りにくかった時代にも、春節に果物
を楽しむことができたそうです。
厳しい寒さにまけない豊かな食文化。この地域性が育んだ、北京ならではの特産品といえるのかもしれませんね。
使われる果物は、りんごや梨、杏、桃、メロン、サンザシ、 なつめなどさまざま。最近ではその種類もさらに増え、色とりどりのフルーツ「什錦果脯」と呼ばれることもあるそうです。また、 昔は露店で量り売りされていた果脯も、今ではカラフルに包装されてスーパーマーケットや土産物店に並ぶように。 北京土産の色とりどりの果脯を広げ、久しぶりに顔をそろえた大家族がワイワイ楽しむ。そんな、 中国ならではの帰省の光景が目に浮かぶようです。
さて、 最後に北京果脯に使われる主な果物の養生効果をご紹介しましょう。普段、果物を食べるときにもぜひ参考に。
果物の養生効果
なつめ・・・ 虚弱体質、貧血の改善に。
杏・ 梨・・・ 咳や痰を抑える。
りんご・ サンザシ・・・ 消化不良、下痢の改善。
メロン・・・ 喉を潤す。尿の排泄を良くする。
桃・・・ 養生の代表的な果物。疲労回復や肌の乾燥に。



