中国のレストランでメニューを見るとき、材料の名前と調理法から、 およその料理を想定し、そのうえで、材料の切り方(例えば「糸」(スー)は千切り、「塊」(クワイ)はぶつ切り、「文字上部が(髪)、文字下部が(松) 」(ソン)はみじん切りなど)の文字を心得ておけば、ほぼ想像通りの料理が出てくるはずだ。
金華湯包は、 文字通り湯を包んだもの。「湯」とは通常スープのことをいう。例えば「素湯」とか「清湯」といえば野菜などを使った植物性のスープ、 「湯」は肉や骨でダシをとった動物性のスープのことをいう。今回の金華湯包は、厳密にいえば本来は金華湯包となるところだ。 金華湯包の歴史は長く、「金華一の点心」と呼ばれる。
スープ入り肉まんじゅう「金華湯包」(ジンファタンバオ)
【材料】
(4人分)
小麦粉・・・ 500g
酵母・・・ 5g
重曹・・・ 5g
豚バラ肉 (ひき肉)・・・ 600g
豚の皮・・・ 130g
【調味料】
塩・・・ 15g
ねぎ、生姜 (それぞれみじん切り)・・・ 各5g
砂糖・・・ 10g
醤油・・・ 25cc
サラダオイル・ ・・ 50cc
ごま油・・・ 10cc
スープの素・・ ・ 1g
【作り方】
(1) 豚の皮をきれいにして、500gの水を入れた鍋に入れ、強火で煮る。
沸騰したら弱火にしてさらに20~30分煮る。
箸で肉がつまめないくらい柔らかくなったら、スープを濾して、 汁を
冷ましてにこごりにする。
(2) 豚バラ肉(ひき肉)に、塩、醤油、砂糖、市販のスープの素、ねぎ、
生姜、 ごま油を加え、(1)で作ったにこごりを入れてかき混ぜる。
(3) 生地は、酵母と重曹と30度のぬるま湯250ccを小麦粉に混ぜ、
サラダオイルを加えまとめる。30度以上で保温。
40分以上置き、生地に気孔ができたら、適当な大きさに切りわける。
生地を伸ばして(2) でつくった肉の中身を適量入れて包む。
(4) (3) を蒸気の上がった蒸し器に入れ、蓋をして強火で15分ほど蒸す。



