黒龍江省の省都であり、 中国東北部における商工業の中心地として発展したハルビンでは、満州族や中国・ロシアの諸民族など、 さまざまなルーツを持つ人々がともに生活してきた。そのため、諸民族の文化が入り交じり、 街の至るところでエキゾチックな景観が生み出されている。食文化についても同様で、ハルビンの食卓には多彩なルーツの料理が並ぶ。
ハルビンの料理は、一見すると豪放で野趣あふれる料理、 という印象を与えるが、彩りも鮮やかで、盛り付けにも気を配っているところが魅力の一つだ。
口当たりの柔らかな料理が多く、しっかりとした味付けが好まれ、 油やとろみも多く用いられている。一つの料理が重層的な味わいを持っているのが特徴だ。
調理方法は、煮込む、焼くが主流。代表的な料理には地三鮮、 ハルビンソーセージ、骨付き肉の醤油煮込み、若鶏ときのこの煮込みなどがある。
じゃがいも、 なす、ピーマンの炒め物「地三鮮」(ディサンシェン)
【材料】
(4人分)
じゃがいも・・・ 3個
なす・・・ 2本
ピーマン・・・ 2個
ねぎのみじん切り・・・ 20g
にんにくのみじん切り・・・ 20g
【調味料】
塩・・・3g
砂糖・・・ 5g
醤油・・・ 40cc
チキンブイヨン(鶏ガラスープ)
・・・250cc
水溶き片栗粉・・・ 50cc
サラダ油・・・ 500cc
【作り方】
(1) じゃがいも、なす、ピーマンをそれぞれ一口大の大きさに切る。
(2) 鍋にサラダ油を入れ、油の温度が150度ぐらいになったらじゃがいもを
入れ、 5分程度強火で揚げる。こんがりと色がついたら取り出す。
(3) なすを鍋に入れ、強火で5分揚げ、なすがしんなりとして色が付いたら、取り出す。
(4) 鍋の油を50cc残してあとは捨て、ねぎとにんにくのみじん切りを入れ、 香りが
出るまで炒める。 じゃがいも、なす、ピーマンを入れる。
(5) チキンブイヨン、醤油・砂糖・塩を入れて味を整える。
水溶き片栗粉でとろみをつける。皿に盛って出来上がり。



