北京の街を歩くと、 北京ダックの専門店があちこちに看板を掲げています。日本では皮だけを食べるイメージがありますが、 このような専門店ではコース料理で丸ごといただくのが一般的。前菜には水かきの辛子和えや肝臓の素揚げ、 メインでは甘味噌やねぎと一緒にパリパリの皮と柔らかい家鴨肉を楽しみ、最後に、残った身と骨を使った家鴨湯(スープ)をいただきます。 また、ピータン(家鴨の発酵熟成卵)やシエンダン(家鴨の塩漬け卵)なども、前菜やお酒のお供として親しまれています。 二日酔いも防いでくれる、頼りになるおつまみだそうです。

甘みがあってあっさりした家鴨肉には精神を安定させる効果があり、不眠や不安、 ストレスを感じているときにもおすすめ。伝統の宮廷料理を美味しく楽しめば、心も身体も元気になりそうです。また、むくみをとる利水作用、 身体に潤いを与えて咳を止める効果なども期待できるので、食養生に生かしてみてください。
現在の北京では、 結婚式などお祝い事の席で振る舞われる料理として定着しています。北京ダックは、家庭ではつくれないプロの味。北京を訪れたら、 ぜひ専門店でフルコースを堪能してみてはいかがでしょうか。



