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オリンピックに向けてサービス向上  北京のタクシー業界

2008.03.20

北汽九龍四分公司は、1982年に北京市労働局の出資により設立された「翔遠出租汽車公司」という会社だった。 当初のタクシー台数は280台で、学校を卒業したばかりの若者を中心に採用した。

 1992年に北京北汽九龍社に合併され北汽九龍四分公司となる。その後、 北京市内の道路状況の改善や自動車台数の増加に伴い順調に成長して現在に至る。ただし、当初採用した若者たちはほとんど辞めている。

 

オリンピックに向けての準備

 

 北汽九龍四分公司では、200712月までにすべての自動車を新型車に替えた。 以前は夏利、富康といった小型車が中心であったが、イラント(韓国現代)、サンタナ(独フォルクスワーゲン)あるいは紅旗などに替えた。

 オリンピック期間には海外からの客が増えることを見越して、3年前から社員たちに週に1回の英語教育を行っている。さらに、接客マナー、 オリンピックの各会場の場所の把握、会場付近の地理状況などの講習も始めている。

 また、オリンピック期間中は世界各国からの賓客の送迎など運転の仕事に携わる要員として、 北京北汽九龍社全体から約500人をボランティアとして派遣する予定である。

 

北京市交通管理局のタクシーに関する規定 

 北京市交通管理局によるタクシーに関する以下の規定がある。

美観を保つこと。

車内に悪臭を充満させないこと。

安全な運転をすること。

丁寧な接客をすること。

 北汽九龍四分公司では規定を遵守している。また、昨年10月から運転手と乗客双方の車内全面禁煙も開始された。

  「北京市統計局は、タクシー運転手のマナーについての乗客満足度に関するアンケート調査を過去3回行いました。 わたしたちの北京北汽九龍社全体では1位を2回、2位を1回という好成績でした。 この結果から当社は乗客から好評を得ていることが分かります」と馬 順啓さんは言う。ちなみに北京市全体では、大小含めて約200のタクシー会社がある。

 

北京北汽九龍社のタクシーは黄色と白のツートンカラー 

  「わが社のタクシーの車体は黄色と白のツートンカラー。旧型車は赤色でした。 北京のタクシーは異なる会社でも同じ車体カラーということも多いのですが、黄色と白のツートンカラーは当社だけなので、街ですぐ分かります。 ハイヤーに使用する紅旗などの大型高級車は黒色。『両会』といわれる中国で重要な会議、全国人民代表大会と政治協商会議が開催される際には、 いつも当社のハイヤーが指名されます」と馬 順啓さんは言う。