北京で最も有名なしゃぶしゃぶ店
1903年に河北省から北京にやって来た丁徳山が、東安市場のなかに羊肉麺やそば粉餅を食べさせる店を出したことから店の歴史が始まる。 商売の発展に伴って、店の名も当初の「東来順粥店」から変遷を遂げた。
1914年、店は揚げ物や焼き物、羊肉のしゃぶしゃぶ、炒め物などのメニューを加え、名を「東来順羊肉館」と改めた。その後、 羊肉のしゃぶしゃぶが人気を得、全国各地に100を超える支店を構えるようになった。 海外にもその名を知られるイスラム料理の老舗となった現在、店の名も「東来順飯庄」と改められた。
東来順飯庄のしゃぶしゃぶの特徴は、良質の素材、丁寧な加工、独自の調味料、強い火力などの伝統を守り続けてきたことにある。
各国の賓客が賞味するその味は?!
良質な羊の肉を使用し、紙のように薄く切る。それは水晶のようにムラがなく、花のように美しいといわれる。
500gの肉を20×8cmの肉片80〜
100枚に切る。
1枚の肉の重さは4.5gほどしかない。
干しエビ、シメジ、ネギ、ショウガ、ナツメ、クコなどで味と香りを付けたスープに肉をさっとくぐらせると、
肉はとてもやわらかく、さっぱりとした味わいだ。たれには摺りゴマの調味料や豆腐の発酵調味料、小エビ油の調味料、しょうゆ、
ラー油を使い、薬味には、きざみネギ、ニラの花の漬物、香菜などを入れる。さまざまな味が調和した絶妙な味だ。
それに加えてニンニクの砂糖漬けとゴマ餅をいっしょに食べることで、豊かな香りと重厚な味、独特な口当たりが生まれる。
東来順飯庄のしゃぶしゃぶの鍋は銅で出来ており、大きいので炭がたくさん入り、灰が飛び散らない。
また通気孔が大きいので炭火がよく燃え火力が強い。
■スープの材料(4人分)
干しエビ 約30g
シメジ 100g
長ネギ 1本
ショウガ 1片 (約30g)
ナツメ、クコ 適量
■スープの作り方
しゃぶしゃぶ鍋8分目まで水を入れ、 沸騰したら上記の材料を鍋に入れて煮立たせたのち、材料は取り除く。



