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練功十八法で、関節力をアップし、健康な体を実現しよう!

2007.11.20

「練功十八法」は、上海東昌病院の庄元明老師を中心とする創始者グループによって研究され、 1975年から広められた、中国でもまだ歴史の新しい気功法です。

伝統ある健康法が数多く存在する中で、「練功十八法」は30数年ほどの浅い歴史ではありますが、 上海体育学院の偉俊文教授らの論理的な見解によるバックアップもあり、日本をはじめ、インドネシア・マレーシア・シンガポール・ カナダ・イギリスなど世界的に受け入れられています。

中国で一番ポピュラーな気功法は、みなさんもご存知の 「太極拳 」です。 初心者には動きの複雑な太極拳からいろいろな動きを取り入れて作られたのが「八段錦」「練功十八法」「五禽戯」 などの気功法です。

前号でご紹介した「八段錦」が自律神経や内臓などの 「内科的」な鍛錬を目的としましたら、「練功十八法」は、関節や筋肉などの「整形外科的」 な鍛錬が中心です。こりをほぐし、基礎体力や免疫力の向上など、からだの自然治癒力を増し、 高齢者の方も無理なく行うことができることから、現在は日本でも、 スポーツの前や介護施設での運動などに広く取り入れられています。また「八段錦」と合わせて行うと、 体の内側と外側の両面の養生と鍛錬が期待できます。

 

  「練功十八法」の大きな特徴は、太極拳などの武術から取り入れられた動きを、 現代医学の知識をもとに、系統的にまとめられた十八の動きで、肩、首、腰、膝の養生や鍛錬に効果があります。また、 呼吸に合わせて動くことにより心臓や血管系統の病気、神経衰弱など、中医学の五臓でいう「心 」系統の慢性疾患にも効果を発揮して、心身の機能の回復や体力強化など 「未病先防 」 の効果が期待できます。

「練功十八法」は医療健康体操とも呼ばれ、日本のラジオ体操と似ている印象がありますが、 大きな違いは呼吸法にあります。

1番目の動作で息を吸い、2番目で吐く 」との繰り返しにより、からだの「気」の巡りが良くなります。

一つの動作の中に複数の要素が盛り込まれており、身体上部からそれぞれのツボに 「気 」を働きかけ、順に下部まで行き渡らせていきます。

ますは最初に、リラックスしてまっすぐ立ってみましょう。もし左右どちらかの肩が、 もう一方より浮いていたら、体の歪みや将来腰痛が起こる可能性がありますので注意が必要です。

「練功十八法」は、老若男女を問わず、いつでもどこでも音楽に合わせて、 気軽にリラックスしてできる体操です。太極拳と比べるとたいへん覚えやすく、1日わずか10分間程度の運動で、体の歪みや痛みの緩和や予防を同時に行うことができます。ぜひ、 毎日の生活の中に取り入れて、関節の痛みやコリから解放された、イキイキ健康ライフを送りましょう!

 < 練功八番>

1)足を肩幅よりやや広めにして立つ。

2)手のひら側を上にし、両手を拳にして腰に付ける。

3)右手の手首から先を立てて前方へ押し出し、上体を左にまわして、目線を左後方へ。 左手は拳のまま、左肘を左後方に引く

4)ゆっくりと目線を前方へ戻し、最初の姿勢に。

5) 34の動きを左手側で行う。

6)以上の動作を、左右2回ずつ行う。