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成長する中国IT企業 海輝軟件(国際)集団公司

2007.11.20

「私は大連の海事大学を卒業後、母校で教鞭を執りながらコンピューターセンターの主任をしていました。90年に日本企業が設立したソフト開発会社の中国側担当者として勤務しました。その後、 大連で、今の会社を設立しました。40歳のときです」

 現在、 社員は約2300名。 「社員は今も増えていて、 国内だけでなく日本やアメリカにも支社があります。この分野の企業では中国でベスト3に入りました。また、 北米市場の開拓を強化するため、アメリカのソフトウエア企業を傘下に入れました。 これは中国のソフトウエア企業としては初めてのことです。私たちは2008年内にはアメリカか日本での上場を目指しています」


中国と日本の架け橋になりたい
 

 李会長は会社設立当初からクライアントは日本企業というのが念頭にあったという。

 「日本企業に在籍期間中、日本の企業の方々と交流を深め、 信頼関係を築きました。その繋がりのおかげで会社が発展しました」

 設立後の5年間は大連で10番以内、次の5年は中国で10番以内に入ることを目標にしてきた。これからの5年は、 日本を含むアジアの10番以内を目指し、そして、その先に世界があると李会長は言う。

 李会長は若い社員に対して、 個人の競争力や社会への責任、家庭への責任などについて自分で考えることを求めている。これまで彼らは、 すべてを国に依存してきたからだ。一人ひとりが競争意識を持って仕事に取り組み、そして、会社の業績が上がれば、社員に還元する。 個人も会社も競争力が強くなるはずだと言う。しかし、10年間で急激に社員が増えたことの構造的な問題もある。 中国のIT企業では若い技術者は多いが40~50代の管理者が不足しているのだ。

 「日本には中間管理職はたくさんいますが、 20代の技術者は不足しています。また、日本は経験はあるが高コストでマーケットが狭い。 中国は経験は浅いが低コストでマーケットが広い。中国と日本が協力すれば世界で強くなります」

 李会長はハイソフトを中国と日本との交流を深める架け橋にしたいという。

 「大連は日本人にとっても過ごしやすい街だと思いますよ。 どこでもお刺身が食べられるし、スーパーでも日本語が通じますからね。日本人の社員は半年もいると、戻りたくないと言います」

 世界中を飛び回る多忙な会長だが、 海と緑に恵まれた大連に帰るとリフレッシュするという。