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北京の伝統的な食文化を伝える「九門小喫」

2007.06.20

昔ながらの小喫を味わえる「九門小喫」が2006年7月11日にオープンした。

九門小喫は、北京市什刹海景区の北側の「孝友胡同」にある。小喫と同様に、狭い路地に北京の伝統的な住居・ 四合院が立ち並ぶ胡同も消えつつあるが、ここでは古き良き時代の懐かしい北京の町並みの風景とともに、小喫を味わうことができる。 狭い路地をたどっていくと、門の内部に回廊や築山がある四合院造りの九門小喫にたどり着く。

内部は小喫の店が軒を並べる昔の町並みを再現しており、通路の両側には、13軒の老舗が並んでいる。牛乳で練った生地でゴマ餡などを包んだ 「乳酪巻」や「糖葫芦」と呼ばれるサンザシ飴、牛肉入りのお好み焼き「牛肉餡餅」など、100種類以上の小喫を味わうことができる。前門、 宣武門などの城門の名前をつけた個室もある。「オープン以来、毎日朝の九時からお客さんたちが列を作って待っているほど盛況です。一日約2, 000人から3,000人が訪れます」と、協会の侯嘉会長。

北京の「小喫」が他の地方の「小喫」と違うのは、王朝文化が溶け込んでいる点だ。材料の選別から作り方までとても凝っており、 例えば小麦粉を練ってゴマをまぶして焼いた「芝麻焼餅」は、直径の長さや厚さ、生地の層の数まで厳しく決められている。

古風な四合院の中で観光客は、正真正銘の北京の「小喫」を味わい、壁に掛けられた古い北京の写真を眺めながら百年の都の食文化を知り、 北京の街の移り変わりを実感することができる。